陶芸工房彩泥窯ロゴ 都会と共生するやきもの作りを創発する 彩泥窯
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季節のお題 2004
師走
(十二月)
暖のうつわシリーズ
ご飯鍋をつくろう!

~ ご飯がおいしく炊けるぞ、ご飯鍋! ~
第三回目はとってもご飯が美味しく炊けるご飯鍋を提案いたします。
このご飯鍋は講師がデザインしたもので独自の厚みと容を持たせ制作しています。釜の内側はお米が均等に還流するよう成形してあります。また、内蓋を作り内圧と温度が均等に加わるようにし、外蓋の重みで吹き上げられることも無くしっかりと炊けるようにしました。蓋の受けは施釉してあるので衛生面も強度も抜群で、洗うのも楽です。なにより丈があり微妙に外に反らせてあるので吹きこぼれがありません。釉もご飯がより美味しく映え、毎日使うモノなので飽きの来ない色掛けをしました。

★使い方もすっごく簡単!★
ガスコンロに置いて中強火で20分、火を消して15分蒸らすだけ、余熱で炊き上がります。電気釜で炊いたご飯のジトジト感が無く、艶のある粒子のしっかりした美味しいご飯には感動します。
おこげや炊き込みご飯なども簡単で美味しくできます。
お客さんが来たときにしゃもじやご飯茶碗をセットで作っておいてもてなすと、すごく羨ましがられ
「頼む!作ってくれ~」っとネダラれる一品です。
霜月
(十一月)
暖のうつわシリーズ
雪ダルマの陶灯をつくろう!
~ 陶灯 ~
第二回目は部屋や食卓に暖かみを添えるインテリアとして、静かな人気を集めている『陶灯』を提案いたします。陶灯には、形や大きさの決まりごとが無く、洋風にするも、和風にするも好み次第。灯りのとりかたもさまざまで、ろうそくを立てるも、中に電球を仕掛けるも良し。私の場合、ろうそくの方が灯りが揺れて好きなのですが、ちょっと暗いので、電球も使える仕様にしてます。
部屋を暗くして、灯りをつけるとイメージは一変します。クリスマスのモチーフを散りばめた雪ダルマの陶灯は部屋の壁中がクリスマスのプラネタリュームに早変わり!子供の頃に戻ったように胸が高鳴りますね・・・
クリスマスプレゼントにちょうどいい時期ですね、是非挑戦していただきたい課題です。
神無月
(十月)
暖のうつわシリーズ
土鍋をつくろう!

寒い季節がやって来ました。こんな時期には体を暖めてくれる食べ物が食卓に登場します。暖かい食べ物を乗せるわけだから、器だって暖かいほうがいいでしょう、かくして、冬の食卓には冬の焼き物が登場することになります。そんな冬の食卓を彩る焼き物たちを「暖の器」と呼び、この季節ならではの器をシリーズで提案してゆきます。

~土鍋~
土鍋は蓄熱効果が高く、材料に熱が平均的に伝わる理想的な調理器です。食欲の秋、芸術の秋、両方を満足(!?)させてくれる課題です。
長月
(九月)
①違う素材を組み合わせて秋を演出

                         備前陶板の陶灯
白樺の枝とシュロ縄を利用して陶板に器具(照明/時計)を固定し、制作した作品。
陶器だけで作る作品もいいですが、違う自然の素材を組み合わせるだけで、とてもやわらかい印象に変わります。
次第にすごし易くなるこの季節、秋を演出するやきもの作りはいかがでしょうか。

 備前陶板の時計
②ハロウィーンのカボチャをつくろう
提灯
植木鉢
製作中 ハロウィーンの
ページ
 写真の作品は工房前で十月一日より販売します(売切れゴメン!)。
 売上利益は途上国の恵まれない子供達に寄付します。

ハロウィーン(10月31日)は西洋の「お盆」のようなもので、「Halloween」は「All Hallows’Eve」とも言われ、 キリスト教の聖人を祝う万聖節(All Saint’s Day:11月1日)の前夜祭と言う意味だそうです。

ハロウィーンはキリスト教・古代ケルト・古代ローマの3つの文化が融合し生まれましたが、今では宗教的な意義は消え去り、アメリカを中心にポピュラーな民間行事となっています。

カボチャの中身をくり抜き、怖い顔を作った提灯を飾って、夜にお化けの格好をした子供たちが「Trick or treat (いたずらかお菓子か)」と近所を回りお菓子を貰ったりします。

手作りのカボチャで悪霊を追い払おう!
葉月
八月)
①フライパン鍋を作ろう

フライパン鍋を作ろう
酷暑の季節、ボリューム満点のドライカレーなどを熱々のフライパン鍋から頂く。想像しただけでも汗が出そうですね(笑)酷暑の季節、夏バテ対策に一役かいそうな器です。
耐火性のある鍋土を使い成形しているので、直火で調理しうつわごと食卓へ。見栄えもとってもゴージャスですね。

 蓋つきだと多用途になり便利
②野焼きの器をつくろう!(焼成編)
  
★8/21・22:実施しました★

まもなく点火!

前のお題で作った器たちを焼きます!
★野焼★(2004/8/21点火)
三番瀬を背景に作品を焼く巨大な炎とバーベキューとビールで乾杯だ!全員縄文人ルックで参加です(ウソ)
文月
(七月
葉っぱの織部をつくろう
自然の葉っぱをモチーフに、美しい織部皿作り。

粘土に葉っぱを埋め込んで、上から鉄系顔料を塗りつける。素焼後緑釉を掛ければ葉っぱの葉脈が美しく残った織部が焼きあがる。

夏休み親子教室と同じ課題(技法)、だれでも簡単に美しい織部皿が出来ます。深緑の季節、是非チャレンジして欲しい課題です。
水無月
(六月)
野焼のうつわを作ろう!(成形編)

成形後の作品達です。
今回は、約1万2千年前に始まった人類最初の焼き物のうつわづくりを体験するお題を提案します。

裸火での焼成なので須恵器以前の締り具合。吸水性があるので、食器には向かず、植木鉢や水をいれない器に適しているだろう。蚊遣りブタや陶灯、香炉、ハロウィーンのかぼちゃ等、色々と思いつきそうだ。

炎の痕跡、火の力を感じさせる原始のうつわ、是非チャレンジしてほしいお題です。

皐月
(五月)
蚊遣りブタをつくろう


桜色の釉と白萩緑釉を掛けています。
蚊遣りブタをつくろう!

蚊遣りブタはTV-CMなどで、すっかり夏の風物詩となりました。

蚊遣りぶたの起源は江戸時代まで遡るそうです。当時は蚊取線香など無かったので、ミカンの皮や葉っぱなどを燃やして除虫していました。その時に利用していた器がとっくりを横に寝かせて底をくり貫いたような形だったそうで、ブタに似ていたことから、いつしかブタになってしまったんでしょうね。
最近では、蚊遣りだけでなく、インテリアとしても人気があるそうです。

時代を超えた日本の風物詩、是非チャレンジしてみてほしい課題です。

桜色の釉と白萩&緑釉を使って
ブタ三兄弟を制作しました。

右から、長男、次男、三男。
長男、次男はちょっと色がリアルすぎましたね(笑)。やっぱり三男が涼しげですね。
卯月
四月)
化粧土で彩る掻き落し
  
化粧土を彩る

自由なかたちで、自由な色で、掻き落し
掻き落しの技法は象嵌やいっちんに比べて、多様な表現が可能な技法だ。針のようなとがったものでひっかくもよし、かんなのような平たいもので削るもよし、ガリガリ引っ掻き下から地色が覗いてくると何だか楽しくなってくる。
さあ、とにかく化粧土を塗って引っ掻いてみよう。


備前焼を作ろう!
古代、須恵器の流れを汲む、茶褐色の堅牢な焼き物

備前焼とは日本を代表する六古窯の一つです。釉薬を使わない焼き締め陶で、約1250℃にも達する高温で、10~14日間窯を焚き続けます。
このとき燃料に使用する松割木の灰が直接作品降り掛かり、土と作用して、一つずつ固有で神秘的な模様を作り出します。また、作品の表面にワラを当て、直接炎が当たらないように焼き上げて、美しい緋色を出す緋襷(ひだすき)などの手法も用いられます。

本当の備前焼は釉薬を使わない焼き締め陶なので、大規模な蒔き窯が必要で、とても住宅街で焼成できるものではありません。しかし、鉄系の釉薬を組み合わせて掛けることにより電気窯でもその風合いを再現することが可能です。(講師が長年、鉄釉の組み合わせを試行錯誤することによりたどりつきました)。

土の香りが漂う、温かく存在感のあるモダンな食器を創ってみませんか?


暖のうつわシリーズ
陶灯をつくろう!
 
~ 陶灯 ~
第二回目は部屋や食卓に暖かみを添えるインテリアとして、静かな人気を集めている『陶灯』を提案いたします。陶灯には、形や大きさの決まりごとが無く、洋風にするも、和風にするも好み次第。灯りのとりかたもさまざまで、ろうそくを立てるも、中に電球を仕掛けるも良し。私の場合、ろうそくの方が灯りが揺れて好きなのですが、ちょっと暗いので、電球も使える仕様にしてます。
部屋を暗くして、灯りをつけるとイメージは一変します。家の形をした陶灯などは本当にその中で暖かな生活が営まれているかのように感じますね・・・
つくる人の人生経験が形になって現れると言われる陶灯、是非挑戦していただきたい課題の一つです。いまから作ればクリスマスにもちょうどいいですね。


暖のうつわシリーズ
涼炉と湯罐をつくろう!
~ 「涼炉」と「湯罐」 ~
第三回目は湯沸きの趣を楽しむ「涼炉」と「湯罐」を提案します。
お茶の最も簡単な入れ方は、沸かしたてのポットやヤカンの湯を注ぐ方法ですが、これに飽きたら是非直火で湯を沸かしてみることを進めます。このとき必要なのが涼炉と湯罐です。火の強さにより表情を変える湯沸きの微妙を捕え、巧みに温度調節しながら入れる茶の味わいは、電気ポットなどでは味わえない奥深さがあります。

今回提案する涼炉と湯罐は講師が一般家庭の食卓でも使用できる大きさと火種(ロウソク)で創作してみました。本格的に煎茶を嗜むのもよいが、飲み物がすぐ冷えてしまうこの季節は、少々長めのティータイムに活用してもGOODですね。方口を応用した湯罐は比較的簡単なので是非チャレンジしてほしい課題です。


粉引きを吹こう!
粉引吹き付け緑釉小皿

粉引とは、李朝陶磁の装飾方法の一つで、鉄分の少ない白泥による化粧が粉をまぶしたように見えることからついた名前です。成形した素地土(きじつち)を乾燥し、素焼して白絵土を掛け、透明釉を掛けて本焼きし、表面をガラス質の皮膜層で覆うと、頑丈かつ艶やかな粉引の器が完成します
今回は白絵土をスプレーで吹きつけた器を提案します。粉引を黒荒土に吹き付け、青銅をスポイドがけし、透明釉薬を吹き付ければ「粉引吹き付け緑釉小皿」のできあがり。白く雪が吹き溜まったような質感に、動きのある緑釉が重なった景色は、雪融けの中からの春の芽吹きを連想させますね。
「粉引吹き付け緑釉小皿」はむずかしい技法が一切ありませんので、どなたにも是非チャレンジしてもらいたい課題です。


失敗作が蘇る!?
ミニ盆栽を作ろう
ミニ盆栽 植木鉢
焼成に失敗しても、捨てるのはもったいない、底に穴を開ければ植木鉢に早変わりする。土を盛り、草花を植え、コケをはわせれば、立派なミニ盆栽の誕生だ。

植木鉢といっても、特別なものを作るわけではありません。食器の皿や茶碗などを焼成すると、必ず幾つかは思い通りにいかないものです。捨ててしまうにはもったいないので底に穴を開けて植木鉢として活用します。
《 プレゼントにも最適 》
植木鉢の色が先に決まっていますから、「これになにを植えようか」と考える楽しみがあります。私の好きな植物は多肉植物。その個性的な姿と美しさ、生命力に溢れた生態には、とても魅力を感じます。
きれいに仕立てたミニ盆栽や多肉の植木鉢は手元に置くのもいいですが、プレゼントにも最適です。

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