陶芸工房彩泥窯ロゴ 都会と共生するやきもの作りを創発する 彩泥窯
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彩泥窯 作陶展 2007

彩泥窯の作陶展も4回目の開催となりました。展示している作品の技法や釉薬も多彩になり、大変見応えのある展示会となりました。また、紅葉の箸置きを作る体験教室や電動ロクロの技を見せる実演会など、講評会以外に様々なイベントも実施、事前のテレビ東京や期間中のBayFMの生中継取材により、開催期間中の来場者数は約890人に上り、これまでで最も多くの方に来場頂きました。一人でも多くの方に彩泥窯の生徒作品をご覧頂き、やきもの作りの素晴らしさをお伝えできたことをうれしく思います。


今年も作陶展がスタートしました。

今年は紅葉の箸置きを作る体験教室を開催。会場にて作る楽しさにふれて頂きました。

第一部、第二部、ともにすぐ予約でいっぱいになりました。予約が取れなかった方々ごめんなさい!

今年の新しいイベントその2、電動ロクロの実演会。じんべえを着て“いざ、出陣!”

冴える技を次々に披露。瑞々しい土ふれ合う楽しさをお見せしました。

一日に4回実演。毎回大勢の方が興味深くご覧頂き、毎回拍手で盛り上がりました。

BayFMさんも作陶展を中継に来て下さいました。
取材の様子

主宰も生で出演。焼物作りの素晴らしさや彩泥窯についてお話ししました。

約7分の生中継、多くのリスナーに届いたようでした。

彩泥窯 作陶展 2007開催にあたって ~会場で配布しているしおりより~
今年の作陶展はあわただしい開催となりました。例年、四ヶ月前より準備を始め、課題を決めて練習、本番成形、焼成という経過でこの展示会を迎えるのですが、今年は六月に彩泥窯が駅前に移転することとなり、その引越し作業や開窯式、また、三年の節目を迎えた三周年記念パーティなど、作陶以外に時間を割かれる中での出品作品作りとなりました。
あまり余裕の無い準備期間ではありましたが、生徒達の作品にはこれまでにない広がりが感じられます。従来の豊富な釉彩、酸化・還元焼成に付し、稲の籾殻に埋めて美しい緋色(ひいろ)を発色させる“籾殻炭化(もみがらたんか)”や酸化金属にタバコの葉の溶液を添加しモカストーンのような紋様を作る“モカウェア”、和紙をちぎって生地に貼り付け顔料を染め付けていく“和紙染め(わしぞめ)”、砕いたガラスを器の中に入れて焼く“ガラスカレット”など、昨年までは見ることができなかった技法も数多く見ることができます。
作品のみならず展示会も開催期間が4日間とこれまでで最長となり、より多くの方々に訪問していただけるように致しました。また、作る楽しみを知っていただくイベント“紅葉の箸置き作り体験”や冴えるロクロの技をお見せする“電動ロクロ実演”など、焼きあがった作品を見たり解説を聞いたりするだけでなく、作品が出来上がるまでの過程にほんの一部ですが触れていただくことによって、よりやきもの作りの楽しさを知って頂く機会となるよう、お弟子さん達と取組んでみました。
彩泥窯はどこかの古い窯場の流れを汲む窯ではありません。私自身、窯元の出でも無ければ有名な先生のお弟子さんでもありませんし、生徒さんも主婦やOL、会社員、自営業の方などなど、皆都会の喧騒の中で生活している方々です。しかし、忙しいからこそ、騒がしいからこそ、ひとときの豊かな時間や、自分と向き合いに工房へ足をはこんでいらっしゃいます。
この会場には約百六十人の数百点のうつわ達がならんでいます。喧騒の中、自分と向き合い、創作を積み重ね、常に新たなチャレンジを楽しんでいる、そんな“小さな陶芸家達”のうつわ達がならんでいます。耳を澄ますと聞こえてきませんか?「てくてく、とことこ・・・」私には目を閉じると、作品から足音がきこえてきます。今日も楽しげに工房へ歩いてきてくれる生徒達の足音が。

2007年10月 陶芸家・彩泥窯主宰 中野拓


●作陶展2007の告知

力強い躍動感、伸びやな瑞々しさ、そして、時折見せる荒々しく冷たい質感・・・・土は創作の段階で様々な表情を私達に見せてくれます。ひとひねりづつ変わっていく容、一瞬一瞬変化していく土肌は私達に何か語りかけてくるようで、その世界の中に引き込まれていきます。どんなに疲れていても、土に触れると“すぅー”と和んだり、ひんやりとした柔らかい質感に感じ入ったり・・・そんな静かな時間を積み重ねて生まれてきたうつわ達がここにいます。160人の小さな陶芸家達が土と語り合った時間をご覧下さい。

陶芸家/彩泥窯主宰 中野拓
期日
2007年10月11日(木)~10月14日(日)

 ・11日(木)/12日(金)は10時から21時まで
 ・13日(土)/14日(日)は10時から18時まで
会場
行徳文化ホールI&I 入場無料

~見るだけじゃツマラナイ!? 参加型のイベントを開催します~

もっともっと 陶芸しもう!
今回の作陶展では皆さんに、より、やきもの作りの楽しさを知って頂くために「作る」、「見る」、「聞く」をテーマに参加型のイベントを開催します。いづれも参加費無料の講習会ですので、是非、講習会のお時間に合わせてご観覧下さい。
その1:作る
秋を彩る紅葉の箸置きを作ろう <紅葉の箸置きを作る体験講習会>
食器の中で最も小さいうつわが箸置きです。小さいながらも食卓での存在感は大きく、紅葉をモチーフにしただけで季節感溢れる一味違った演出ができます。今回は本物の紅葉の葉を貼り付けてかわいい箸置き作りを体験して戴きます。(制作した作品は彩泥窯で焼き上げた上で作者へさし上げます。一人4つまで)(参加費無料)開催日11日(木)・13日(土)10時:下記
先着順でこちらのメールより受け付けます。(定員になり次第締め切らせて戴きます)
 ・記載事項:お名前、ご住所、電話番号、参加希望日、参加希望人数
その2:見る
冴えるロクロの技を見よう <電動ロクロの実演会>
ロクロは回転する力を利用して成形する道具です。回転する土を自分から逃げていく位置で挽くと、手で引っ張り上げなくても、自然に土が伸びてきます。土をつかまえながら逃がす、不思議な感覚です。今回はこの技法の基礎や応用、実際の器作りを実演しながら解説します。(参加費無料)

事前に申し込みの必要はありません。
その3:聞く
展示作品の見どころを聞こう <展示作品講評会>
やきものには、作品の良し悪しを決定する大切な要素があります。主に焼成、釉薬、装飾、成形、土、などがあり、これらの要素が組み合わされて作品の景色を育みます。今回も展示作品の見どころをやきもの作りの基礎知識から応用まで、順繰りに紹介していきます。(参加費無料)

事前に申し込みの必要はありません。

●作陶展の出品作品を作っている様子
現在、鋭意制作中です。どんな作品になって仕上がってくるかは作陶展でのお楽しみ。。。


工房前に告知ポスターも張られました。いよいよ追い込みですね。

真剣に釉薬掛けをする人が目立ってきました。

こちらも大きな作品の本番成形。

拝啓、魯山人先生
私も見事な竹の花器を作ってます。

魚のひれを制作中、何になるのでしょうか?

こちらは真剣・・・
挽き始めたばかりのロクロでヒラヒラの器作り。

工房内側にも外側にも熱気がこもります。

盛夏
工房の前の木でクマゼミが鳴いてエールを贈ってくれています。

情熱の赤で気合はいってますよ~

形が出来てきた・・・
上手く取らないと崩れそう・・・

ちょっと一息・・
真剣な作陶の合間の雑談が楽しいですね。

私は大阪から通っている最遠距離通学生です。「今月はあんまり来られへんから、頑張らんと~」

ポンポンポン!
リズミカルな叩きの技法。木魚ではありません。何になるんでしょう??

初めての出品~
とにかく頑張らなきゃ。。。

ふふふっ
私は一足先に形までできちゃったもんね~

彩泥窯 作陶展2007 告知ポスター