陶芸工房彩泥窯ロゴ 都会と共生するやきもの作りを創発する 彩泥窯
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今週の逸_2004

彩泥窯では毎週本焼をしています。
一窯毎に生れてくる作品達の中から講師が逸品を選んで紹介致します。
 (写真をクリックすると作者のページへリンクします)

平成16年

12/30窯出し

鉄赤結晶抹茶茶碗
今週は結晶釉の作品を選んでみました。↑&→
鉄系の釉で結晶を成長させた作品。少々早いですが春の足音を感じさせる見事な作品ですね。

油滴天目釉そばちょこ
大きなロクロ目に小さな油滴、動きのある形に静かな釉調は見る者を引きつけてやみません。
平成16年

12/23窯出し

白釉土鍋
控えめな釉使いは様々な鍋料理に合いそうですね。
取っ手もしっかりしていて、熱い本体を掴むにはとてもいいと思います。
飽きのこない一品ですね。

粉引き失透釉皿
紅葉をモチーフにし、粉引きと失透釉を上手く掛け合わせ表現したお皿。
粉引きは刷毛目が見所の一つであるが、失透釉で抑えられたデザインはよりモダンな印象を受けますね。どんな料理でも映えそうな素敵な器です。
平成16年

12/16窯出し

鉄系釉と珪素を多量に含んだ釉を掛け合わせた花器
内側に曲げられた縁とダイナミックに掛けられた釉がよくマッチしている。
プレーンな質感の土肌に大きな凹凸のある釉が見る者に迫ってきますね。

鉄系釉を掛け合わせたすり鉢
口縁(縁)と見込み(底)の窯変がきれいですね、多少釉が厚かったのでクシ目がふさがってきているのが残念ですが、とても渋みのある素敵な作品です。
平成16年

12/8窯出し

鉄系釉とマンガンなどを組み合わせて施釉した作品
土の香りが漂い、温かく存在感のあるモダンな大皿です。

鉄と銅、天然灰(自作)を組み合わせて施釉した花生け。
ロクロ成形後に大胆に面取りした土肌にほどよく流れた釉調が良く調和している。
平成16年

12/6窯出し

陶灯(クリスマスランプ)
アルミナ質の粉を噴霧し雪化粧を再現、中に豆電球をしかけて交換する、電池は隣の犬小屋に・・・完璧ですね。灯りをつけると光が溢れ、家の中で本当に温かい生活がいとなまれているかのようです。

自由なクシ目、動きのある縁、絶妙な濃さの施釉がいっそう土の表情を豊かにし、存在感を引き立てている。
平成16年

12/2窯出し

ごす絵皿
ごすの濃淡で絵の立体感を表現しようと試行している。
縁に掛けられたコバルトにより、とても静かで清潔な印象を与える作品。

萩の井戸茶碗
鉄と萩釉の組み合わせにより美しい釉肌を表現。
毎日使っても飽きの来ない、贅沢な茶碗です。
平成16年

11/22窯出し

そば釉をかけて酸化焼成した抹茶茶碗
釉薬の厚みがちょうど良く、結晶がしつこくならずに作られた。
上品な感じ。

新浦安教室の方々の作品
初めての紐積みで作った備前焼風の小鉢達。少々釉が流れすぎた感じがありますが、どれも初々しいですね。
平成16年

11/20窯出し

織部大皿
薄く伸びた口縁が緊張感を放ち、釉薬と鉄絵のバランスが美しい。
口縁のすぐ下にあいまいな引っ掻き線が入っていて全体の雰囲気を和らげている。大きい作品です、作者のページでご覧下さい。

緋色釉に銅系釉を掛けた作品
対照的な色彩と動きのある線、少々派手であるがとても面白い作品です。
平成16年

11/13窯出し

灰釉花器
粗め土に自作の灰釉をベースに鉄分やマンガン等の釉薬を掛け合わせて制作した作品。電気窯での酸化焼成で、このように薪窯で焼成した風合いを再現したのは素晴らしいの一言です。講師としても嬉しいですね。

そば釉方口
施釉の濃淡を付けて器の内外にゆらいだ表情を作った。
口縁の厚み、器の丸み、そして稜線の釉だれ、よくまとまった一品です。
平成16年

11/4窯出し

萩釉茶碗
ところどころ撥釉剤を掛け、釉薬のかかっているところとそうでないところを作った。カイラギと小さな長石釉が焼成で発生し見所のひとつとなっている。

飴釉急須
持ち手、注ぎ口、本体、それぞれのバランスと釉調がうまく出来た作品(写真では少し注ぎ口が大きく見える)。
平成16年

10/25窯出し

鉄系釉を掛け合わせたミニぐい呑み
小ぶりな愛嬌あるかたちに流れた釉調が美しい。

マンガン系釉を掛け合わせた花器
マットな深い青色から灰色に変化していく釉調が宵の口のような静けさを感じさせる。
平成16年

10/19窯出し

鉄系釉の醤油さし
精密なロクロ成形でかたちを作り、美しく鉄系釉を掛け合わせた作品。完成度が高いだけでなく、受け皿まである心遣いが心地良い作品。

化粧土掻き落しカップ
黒泥と赤泥を掛け、掻き落した生地に顔料を塗布し花模様を描いた作品。落着いた色調の同系色の使い、模様も内側も端整にまとまっている。
平成16年

10/10窯出し

白色釉とコバルト系釉を併せた作品
ところどころ、かいらぎを起こした釉肌が小雪のようにも見える。冬のおとずれを感じさせる作品です。

葉っぱを模ったビーズ入れ
相性の良い色彩の釉をシンプルに、あいまいに施釉し、うまくまとめている。また、秋らしい枯葉をイメージさせる動きのある形が良さを引き立てている。
平成16年

10/1窯出し

マット釉 線紋大鉢
モグサ土をロクロ挽きし、マット釉を複数掛け合わせている。どっしりとした土味に、内外が対照的なように見えて調和したマット釉が良い。胴締めの線紋もかたちを引き締めて見せてよい。

緑釉貫入湯呑
やさしい緑色調の濃淡と施釉時の指跡が良い。長石釉の貫入も面白さを感じる一品。
平成16年

9/13窯出し

粉引き刷毛目茶碗
白泥を刷毛で掃いた。刷毛の目の立ち具合や、荒さ、色合いがとてもいい。優しくやわらかい雰囲気は料理を選ばず合わせやすいのが魅力ですね。

モグサ土に鉄系釉をかけた作品
手に持った感覚も軽く、手のひらに良くなじむ。
控えめな釉だれが素朴でよい。
平成16年

9/10窯出し

鉄釉系ビアタンブラー
鉄の赤と黄、銅の緑がバランス良く配置され
ている。釉だれも美しく、飲み口の部分に厚めに
掛けられた銅系釉の工夫がいいですね。

スパゲティボウル
生地の粗い土に、鉄系の釉薬を組み合わせて施釉。
粗い土肌を流れる釉だれが美しい。部分的に現れている
結晶釉がポイントを作り全体を引き締めている。
スパゲティの盛り付けられた絵が頭に浮かびますね。
平成16年

9/7窯出し

朝顔の葉をモチーフに象嵌した作品。
二色の粘土を象嵌し、縁に鉄系の釉を足した。
土と釉に混ぜられた茶色が初秋を感じさせる。

黒釉ビアタンブラー。
口縁にかけて自然に変化を与えている釉調が良い。
また、下部から大胆に伸びるロクロ目が平面的な表情
にせず、全体を引き締めている。
平成16年

8/20窯出し

艶の無い黒釉を掛けた作品。
微妙に厚みを変えた口縁と注ぎ口には見ていて飽きが来ない、
格調高い全体のトーンで上手く包まれている。

鉄釉の釉垂れが美しい作品。
高温で焼成され、見込へと流れ溜まった釉薬が
やきものの美しさを感じさせる。
平成16年

8/20窯出し

緑釉とガラスを上手く組み合わせた作品
葉っぱと茎を描き、中心にガラスを置き、焼成。
ガラスの貫入が美しく大輪の紫陽花を思わせる
作品。

八手の葉をモチーフにした大角皿
緑釉の濃淡で葉脈と葉の表面を上手く再現している。
平成16年

8/13窯出し

天目と結晶釉を併せた作品。
美しく溶けた釉薬に鉄系結晶釉が上品に口縁
を包み、格調高さを感じる。

鉄系釉の表面に意図的な結晶模様を作った作品。
渋みのある器の中に散らばる結晶模様は周囲の微細な
結晶と溶け合って動きのある中にも静かな落ち着きを放っている。
平成16年

8/6窯出し

蚊遣りライオン
頭に思い描いた造形を形にしていくのは容易なことでは無い。
たてがみ、ヒゲ、手足に尻尾、牙(血の付いた=蚊を食べた:笑)
など細かいパーツをくっつけて作った愛らしいキャラの作品。


粉引きで刷毛紋を描き緑釉を掛けた作品。
正確に広がる円に戸惑い無く掛けられた緑釉がバランスよく
乗った。体験入門の方の作品。
平成16年

8/6窯出し

無機質な生地の上に浅い色の太い線と深い色の
細い線がバランスよく描かれた作品

粉引きを自由な線で掻き落した作品。
暖かみのある形にでしゃばらずに掻き落された紋様がマッチし
女性らしいかわいらしさが表現されている。
平成16年

8/3窯出し

鉄釉の掛け合わせが美しい。
器の形と釉調が美しく調和した作品

成形が難しい袋物
鉄系釉の釉垂れが素朴な魅力を
感じさせます。
平成16年

8/3窯出し

亀甲釉の濃淡が豊かな表情を生んだ作品。
体験入門の方の作品。

器に加えた歪みが
押し付けた葉っぱ文様とうまく
バランスのとれた作品。
平成16年

7/27窯出し

複数の釉薬で水彩のように絵を描いた作品。
素直な筆のタッチに好感をもつ。

袋物を砕き口縁に白釉と緑釉を掛け合わせた。
色調と釉の流れが砕けた口のテイストと
うまくマッチした作品
平成16年

7/20窯出し

伝統の茶碗、黄瀬戸胴締め(あぶらげで)の作成
タンパンは少し深いがあぶらげでの再現はすばらしい。

生地にムラ無く白泥を掛け緑釉で染めた作品。
やさしい色調と口縁の持つ緊張感がうまく併存。それらを包む
緑釉がうまくマッチした逸品。